自我による砂の上の城

何かを諦めたり

自分を抑圧したり

色んな想いを胸に秘めて

手に入れた成功は

まるで

砂の上に立つ城のようなもの。

 

最初は

そんな事を言われても

よく分かりませんでした。

でも

今垣間見えた真実は

「自我によって手に入れたもの」と指し示す。

クリアリングしていくと

自我という意識の狂気に驚くばかり

でも視点を変えれば

私を守るために頑張ってきた

大切な存在なのだと気付かされます。

その姿に

慈しみさえ湧いてくる。

私が傷つかないように心を閉ざし

頑張って生きられるように

戦えるように

私を操作してきた自我。

いつも独りぼっちの恐怖の中で

真っ暗なトンネルを歩き続けてきた自我。

いつも崖っぷちのような所を歩いて

生きてきた自我。

さぞかし心細い思いをしてきただろう。

哀しみや辛さ

気付いてもらえた嬉しさと

自我に対する感謝の気持ちが入り乱れる。

傷ついてきたのは

私ではなく自我なのだ。

癒しが必要なのは

自我の心

かつて普段の自分と

高次元の自分との波動の差を感じていて

バランスが取りずらいと思っていた頃がある。

普段の自分とは自我を指し

高次元の自分とは

真我（魂？）を指していたのだろうか。

今の私はどちらでもない。

そろそろ

人生の舵取りについて

自我と交代する事が

可能となるのかも知れません。

そうしたら

強固な土台の上に再び

大きな城を建てることができるだろうか。